30代が始める歯列矯正経過記録【02】

今日は前回の検査(撮影)の結果報告。料金は無料。

診察台ではなく近くの個室に通される。
先生が他の患者さんの治療中だったので、歯科衛生士の方が今後の流れについて説明をしてくれた。

①矯正装置について
ワイヤーが取り付けられている歯の模型見本を3種類テーブルに置き、それぞれ説明してもらった。

◆一般的な矯正装置(金額:低) 審美性:×
すべて金属◆人気のある矯正装置1(金額:低~中) 審美性:○
オールセラミック
ワイヤー:色は一般的な装置と同様のシルバー。光沢が無いマット仕様。故に目立ちにくい。◆人気のある矯正装置2(金額:中~高) 審美性:◎
オールセラミック
ワイヤー:白。もともとシルバーのワイヤーを白でコーティングしている。故に剥がれやすい。大体3~4ヵ月を過ぎたあたりから剥がれてくる模様。
ワイヤー交換の際に1本1,000円かかる。


②矯正装置を付けた後の虫歯予防対策 [1]

◆フッ化物洗口剤(うがい)
矯正装置をつけると虫歯のリスクが7倍に跳ね上がるという。
なので装置装着中は今まで以上に口腔ケアを徹底しなければならないらしい。
そのなかの一つがフッ素でのうがい。
専用ボトルにミラノールと水を入れ混ぜ、1日1回歯磨き後(就寝前が◎)キャップに1杯分入れてうがいする。溶液は20日分もつらしい。効果:溶けかけた歯を再生し(再石灰化)虫歯になりにくくする。


③矯正装置を付けた後の虫歯予防対策 [2]

◆歯科専用キシリトールガム
市販でも普通に売られているキシリトールガム。
なんとなく「歯に良いんだろう」程度のイメージしかなく、以前はダイエット中に甘いものが食べたくなった時に代わりに食べていた。
カタログを頂いて読んで初めて知ったのだが、キシリトールとは天然素材の甘味料のことだった。
このキシリトールの含量が市販ものだと50%前後、代わりに砂糖を追加している商品もあるらしいのだが、歯科専用はキシリトール100%という驚異の数字。ガムの硬さは2倍。
甘味料100%と聞くと歯によろしくないのではと思うが、砂糖と違いキシリトールは虫歯菌を減らせる特性があるらしい(カタログのイラスト解説がとてもわかりやすい)。そしてこの甘みがだ液分泌を促進し、だ液中のカルシウムを安定させ歯に届けるらしい。

虫歯の原因になる酸を作らせない、プラークの量を減らす、歯の再石灰化を助ける、と、とても歯に良い効能ばかり。

4~5粒を1日で分けて摂取する。食後、歯磨き後、就寝前が特に良いとのこと。
味は4種類。今回はその4種のサンプル版を頂いた。今のうちに好きな味を決めておこうと思う。

ここで、矯正装置取り付け日を予約した。土曜日はなかなか開いておらず、土曜が空いている日はまさかの1か月後。平日ならもっと早く入れたのだが、今の時期丁度仕事が繁忙期で休んでいる暇はないので諦めた。
そして、その1週間後には歯磨き指導の予約も取った。矯正装置を付けた状態での歯磨きのやり方について(痛みが落ち着く頃合いが1週間後)。


ここまでの説明の後、手が空いたタイミングで院長先生が来られ、前回取った自分の歯型から作った模型と、撮影したレントゲン類が入った専用ファイルを見せてくれた。立て込んでいるのか先生自身からの説明はほぼなかったが、どこの歯を抜くのかは教えてくれた。上下の左右各2本の計4本。

抜くタイミングについての説明は無かった。矯正器具を付けた後の1週間後に歯磨き指導の予約を取っているので、抜くのはそれ以降になるのだろうか。そうなると他の歯科を探して抜歯の予約を取って…と、時間が無いように思える。
矯正装置を付けた後に抜歯というのは初診の際に説明を受けたので分かるのだが、1週間以上つけた状態で痛みが落ち着いた(らしい)状態になる頃には、抜かないままだと歯が動いてギチギチになりそうな気がする。装置を付けた直後か1~2日後に抜くものかと思っていただけに不安だ。

しかしよくよく考えてみれば装置を取り付けて3日は歯の痛みがピークらしいので、その期間に抜歯しようものならそれどころではなさそうではある。痛みが落ち着く1週間後から早めの期間で抜歯するのかもしれない(恐らく抜歯する為の歯科を紹介してもらい、そこへ行くことになるのではないかと思っている)。


ここで説明は終了し、歯科衛生士の方に歯の状態を確認してもらうことに。

歯のふちに黄ばみが付着している、奥に行くほど歯が黄色い。歯磨きで執拗にこすっても全く取れないことを話すと、このレベルは専用機器でないと無理ということだった。
さらに左の奥歯の側面の窪み箇所がうっすら黒くなっているという。過去に別の歯科で矯正をしようとした際に虫歯が3ヶ所見つかり、その1ヶ所が確かそこだったような気がするが記憶が曖昧になっている。直した箇所だったとして、何故黒くなるのか。衛生士の方も虫歯なのか分からないという。
気になるのであれば、一般歯科で見てもらってもいいかもしれないと言われた。

ネットでざっと調べると、『虫歯が内部で進行している』『神経が死んでいる』と中々に恐怖を感じる内容ばかりだったので、一般歯科で検査をしてもらうべきか迷っている。

歯のクリーニングの予約も取った。
紹介されたのは矯正装置を付けた後に行うクリーニングなのだが、装置をつけていなくても受けられるということだったので、どうせなら徹底的に綺麗になりたい、ということで予約した。

ただ、矯正装置無しの場合は『PMTC』の方が良いと説明の際に頂いたカタログに書かれていたので、当日は恐らく『PMTC』になるのではないかと思う。


これで今回は終了。

◆今回予約した日時と項目
8/10 クリーニング(PMTC)
8/24 矯正装置取り付け
8/31 歯磨き指導

受付で矯正装置の支払方法について書かれた書類を渡された。
矯正装置65万+消費税込(増税前なので8%)で70万2000円。消費税5万2000がえげつない。
現金orカードor振込の3種類。一括払いor分割払いorボーナス払いor分割払い+ボーナス加算。一括払いは1年以内、その他は2年以内で納める。
記入して次回提出する。