調整中の上顎前歯の隙間は、前回と比べてこれといった進捗は感じられない。
そもそも中切歯と側切歯は根元以外はピタリと隣り合っているので、これ以上詰めるとぶつかり合ったり矯正前の時のように重なり合ってしまうのではないだろうかと心配になる。
ゴムかけ用のゴムがかなり減ったので、新しいゴム袋を頂いた（帰宅後もう一袋新品が残っていることに気付く）。
今回はパワーチェーンを外した時点で、スタッフの方が院長先生を呼んでいた。
外した時点の様子を見て「ゴムかけは一旦休止しましょう。それだけ経過が順調だという証拠です」と言われた。
一時的とはいえ『ついにゴムかけ解除か！食べたいものが煩わしくなく食べられる！』という歓喜で胸がいっぱいになった。
鏡で上顎前歯を見た時は特に隙間は変わっていないように感じたが、先生が「隙間が埋まってきていますね」と言うくらいなので、多分地道に埋まっているのだろう。
ということで、先程受け取ったゴム袋は必要がなくなったのでスタッフの方に返却した。
ところが、院長先生からスタッフの方に交代して間もなく「やっぱりゴムかけしてもらうので、新しいゴムを持っていて下さい」とスタッフの方から言われ、ゴム袋はまたもや自分の手元に舞い戻った。
何故そんな急に、と落胆の気持ちでいっぱいになった。
とはいえ、いつも通りの日常に戻っただけなので気にしてはいけない。
