30代が始める歯列矯正経過記録【17】

下顎中切歯の傾きが若干正面に近づいた。

上顎の犬歯も、前歯4本との隙間の空き具合に若干変化がみられる。


気が付けば、矯正歯科に通い始めて1年が経過した。

1年で随分と変貌した。

今回は診察台を1台飛ばしで患者さんが座る様式ではなくなっていて、ウイルス騒動前の普段通りの状態に戻っていた。手のアルコール消毒や薬でうがいは継続している。

遂に、下顎の左右6番(第一大臼歯)を抜歯するようお通達が来た。『遂に来たか』といいう心持ちで、一気に気分が重くなる。上顎の4番(第一小臼歯)の抜歯時の記憶が蘇る。

抜歯の為の準備を行う。下顎の歯のワイヤーを外し、第一大臼歯の装置を外す。ワイヤーの付け直しは第一大臼歯意以外に。

上顎はパワーチェーンを外し、新たなパワーチェーンを普段と同じ個所にかける。このまま引き続き犬歯にぴったりくっつくまで調整していく。
完全に隣り合わせになったら、前歯4本を一度に調整していく予定。

今回もゴムかけの圧力で多少の痛みはあったものの、帰宅後は特に痛みを感じることはなかった。

会計の際に紹介状を手渡された。事前に伝えておいた抜歯する歯科の名前が書かれている。

面倒なので、帰宅途中に抜歯の予約をしていくことに。
矯正歯科に行く途中に前回抜歯して頂いた歯科があるので、丁度良い。

受付の方に、歯列矯正の治療の一環で抜歯の予約を取りたい旨を伝える。財布に保管してあった診察券を手渡す。去年の10月以来一度も取り出していなかったので探すのに手間取った。
どの歯を抜くのか伝えるのに名称が分からなかったので「この歯の1コ手前の歯です」と、口を開けながら説明して伝えた。紹介状も一緒に手渡す(紹介状に抜歯する歯の番号がデカデカと書かれている紙が入っている筈)。

休日の予約を希望したのだが来週というわけにはいかず、少し先の数週間後にしてもらった。

去年と変わらず終始物腰の柔らかい、良い方だった。やはりここの歯科は印象が良い。