30代が始める歯列矯正経過記録【39】

時間が9時を過ぎているとはいえ、平日の特急電車はやはり座れない。久しぶりに特急に乗るので気分が悪くならないか不安だったが(若干悪くなりそうだった)、無事目的の駅まで辿り着いた。

流石の平日、とても空いている。私が治療を終える頃には、治療台には1人しか座っておらず、待ち合い室も1人か2人だけだった。

今日はリテーナー作成のための歯型取りを行う。

上下ともワイヤーとチェーンを外し口腔内を見てもらうと、下顎前歯の裏の隙間に歯石がついていた。下顎前歯の裏は昔から歯石がつきやすく、歯科に通っていた時も取ってもらった箇所だ。毎日しっかり歯磨きをしているつもりでも、ここだけはどうしても付いてしまう。
歯石がついていると歯型がうまくとれないということで、まずは下顎前歯の裏の歯石取りから始まった。
取ってもらった後にそこを舌でなぞってみると、空間ができていた。

そのあと少し待ち、歯型取りが始まる。まずは下顎から行い、30秒ほどで終了。装置についたアルジネートのかすを取ってもらってから、上顎の歯型取りを行う。こちらも30秒ほどで終了し、同じくアルジネートのかすを取ってもらう。

歯型取りが終了したあとワイヤーを再度通すのだが、口腔内を見てもらった際に言われていた通り、上顎の側切歯2本は院長先生がワイヤーを締める。
歯を力強く押されほんの少しの痛みはあるものの、矯正初期の頃とは全く比較にならない。
先生の処置が終わった後、引き続きスタッフさんがワイヤーを締め、ゴムチェーンをかけていく。

30分で終了し、リテーナー代(前払い一括)66,000円と普段通りの治療代4,400円の、計70,400円を支払った。

次回はついに装置の取り外しとリテーナー取りつけという大掛かりな作業だ。
平日の朝一番から。平日は人が少なく穏やかで良い。