予約時間から約10分後に呼ばれた。
診察中、先生に唐突に「診断書は…」と聞かれ、「？」となる。
診断書とは？初診時に発行して頂いた診断書のことだろうか？
特に持参してきてくださいとは言われていない。何か手違いがあったのだろうか？
話の意図が分からず混乱する。
理解できないままとりあえず「今日は何も持ってきていないです」と曖昧な返答をし、「あ、上司に診断書を(メールで)見せました」と報告してみた。
すると、そこから休職できたかとかその時の上司の反応だとか話が進展したので、先生は診断書を会社に提出できたかどうかの返答が聞きたかったのかもしれない。
来週の通院には（念のため）診断書と、会社からpdfで送られてきた傷病手当書類を持っていくことにする。医師の記入欄があるので、この日に書いてもらえる筈だ。
事業主が書く欄は、弊社社長の記入捺印と、給与に関する欄は代行（？）の税理士に書いてもらうことになっている。
診察時は食欲が戻りつつあること、一応眠れていること(日による)、相変わらず無気力で布団に篭りっきりであることを伝えた。
余力が出てきたら掃除や散歩が出来たら良いねという話をした。
前回の血液検査結果は、総合コレステロールが高かった。精神面に関わる項目の数値は正常だった。
診察が終わり待合室に戻ると、受付の方からコルクボードに挟まれた白い紙と鉛筆を手渡され、唐突に「この紙に1本の木の絵を描いてください」と言われた。
絵を描くことがいつ振りかと懐かしくなった。画力も相当落ちているだろう。
とりあえず写実的に描いてみた。線が繋がっていない、クロッキーぽい感じで。
薬代：2種 700円（3割負担額）
毎回となると診察代と薬代と通院費が馬鹿にならない。とても厳しい。痛感した。
しかし県内で地元の評判の良い病院は初診予約さえも取れなかったのだから仕方ない。
如何に早く予約を取り診察してもらうかが最重要事項だったからだ。
