大きい病院なうえに10年以上ぶりということもあり、母と同伴で行くことになった。
駅の改札口で待ち合わせ、知らない細道の近道を通りながら病院まで歩いた。
予約や診察カード発行の書類はあらかじめ母が記入してくれていたので、それと紹介状と保険証をもって専用の窓口へ向かう。
まずは診察カードを発行してもらう。確か赤いファイルにカードと予約表が挟まれていた気がする。
そして次は別の受付にいき、そのファイルを渡す(その後のことは複雑でよく覚えていない)。そして精神科のあるゾーンへ行くよう指示される。
この先も全く手順と場所が分からなかったので、母に案内してもらった。
精神科ゾーンの前には待合席と受付があり、受付スタッフに先程の書類とカードが入った赤いファイルを渡す。中身の紹介状は抜き取られ、番号の書かれた紙を渡される。この番号で呼ばれるようだ。
その前に、簡単な問診票が挟まれたバインダーを渡されたので、席に座り記入する。
既に先客が数人来ていたこと、予約時間が9:00~10:00とかなり幅広いこと、初診だったこともあってか、人が少ない割に30分以上は待つこととなった。
ようやく番号がスピーカー越しに呼ばれ、部屋に入る。母の希望で母も同席する。
とても穏やかでおっとりした女性の先生だった。両親がお世話になっている先生でもある。
開封した紹介状の中身を見せてもらい、内容から改めて細かく症状を説明していく。
驚くほどよく話を聞いてくれる。じっくり時間をかけるタイプの先生だ。
無理にやたら薬を勧めず、まずは生活習慣(睡眠時間、貧食)から少しずつ改善していく方針の印象を受けた。
以前iクリニックで処方された副作用のあった薬を知りたいと言っていたので、次回使用済みのお薬手帳を確認してみることにする。
今回は、iクリニックで処方された残り26日分の薬を飲みつつ、就寝前の2種のうち1種が昼の眠気に影響しているかもしれないということで、それを止め代わりに夕食後の薬を1種増やすことになった。
先生は少し喋り足りなそうだった。気になる。次回話を聞けるといいのだが。
診察が終わると、先生から戻された赤いファイルを受付に渡し、確認後ファイルを返却されそれを手にロビーへ向かう。
所定の場所に並び、別の受付に渡す。代わりに番号の書かれた紙が渡される。上部に設置されたモニターに自分の番号が表示されると会計が行える。会計は機械で、診察カードを入れると金額が表示される。カード払いも可。支払うと領収書や処方箋の紙が印字されて出てくる。これをもって近場の薬局へ行く。
薬局は特に混雑しており、母も驚くほどであった。どれだけ待ったか分からない。
新たに追加された夕食分の薬は薬局の在庫が3錠しかなく、残り13日分は3日の間に宅配便で送ってもらうことになった。
薬代:1種 800円(3割負担額)
待ち時間は長いが、今回はそういう日であったのだろう。
まだ受付のシステムをイマイチ理解できていないので、次回も母に付き添ってもらうことになった。