【一人暮らし】うつ病で会社を休職中:メンタルクリニック通院記録【17】

正月に帰省し自宅に戻ってから2日後の今日。

昨夜、母から電話があり『明日はとても寒くなって雪が降る予報になっているから、出かける時は寒さ対策をしっかりしてね』と教えてくれた。首元の対策に加え、折り畳み傘を持っていくことにする。

予約の20分前に到着したが、椅子には既に4人が座って待っていた。私の予約時間の前の時間帯の人達だろうか。年始なので予約が集中し、混んでいるのかもしれない。

予約時間を過ぎた頃に呼ばれ、診察室へ入る。

まず、傷病手当金の書類を書いて頂く為に先生にお渡しする。
その後いつも通り記入した睡眠表を提示し、それを見ながら話を進める。

眠れるが深夜に1度目が覚めること、朝はまだ起きられず12時まで寝ていること、年末1週間前まで具合が悪く寝込んでいたこと、帰省中から昼食も食べられるようになり現在も継続できていること、頻尿であること(これは帰省中に母に指摘されたが、実際は以前通っていたクリニックで薬を飲み始めてから既に頻尿であり自覚していた)、変わらず風呂は週1回、ゴミ出しや掃除もできていないことを伝えた。

頻尿に関しては、薬のせいであっても特に生活に支障がないと思っているのでその旨を話し、そのまま様子を見るということになった。

唯一活動できているゲーム(マインクラフトjava版)に関して、今もしているのか聞かれたので「プレイはしているが、『楽しい』という感情ではなく『心と頭を〈無〉』にする為にしている」と答えた。現実逃避とも言える。
思えば毎日聴いていた音楽も嘘のように全く聴かなくなった。聴く意欲すら減退している。

1月末に休職期間が終了するが、そのことに軽く触れると先生は「今の状態ではとてもまだまだ……」と答えた。自分自身でもそう思う。日常生活ですら未だまともに出来ていないのだ。

こうした話し合いの末、夕食後の薬が1種増えた。憂鬱な気分や不安感を改善する効果があるという。

次回は2週間後。

薬局へ行く途中、白い幾多の粒が目の前を遮っていった。雪が降ってきたのだ。
薬局を出る頃には、傘を差さなければならないほどの勢いになっていた。
折り畳み傘を差し、コートの袖に雪が付着していくのを目にしながら帰路に着いた。

診察代:430円(1割負担額)
薬代:5種 1,030円(1割負担額)
傷病手当金書類作成:300円(3割負担額)