独身一人暮らしが自治会（町内会）へ入る必要性について考える

自治会（町内会）の役割

■街灯について
電信柱についている街灯、電気代はどこから出ているかご存知ですか。その多くは町内会が負担しています。周りの加入者が「街灯費をうちは払っているのに、あの家は町内会に入らないから街灯をタダで使っている」とあまり良く思われないこともあります。

■避難所運営について
町内会の仕事として、避難所の運営があります。
いざというときに開設される避難所はその体育館などのスペースを町内会ごとに区切り、そこで食事や寝具などの提供を受ける場合が多いです。
避難所に入るとまず受け付けをし、自分や家族の情報や自宅の被災状況、それと所属する町内会を記入して提出します。このときスタッフは行政の方が入りますが、そこには町内会のスタッフも多く入ります。
また町内会自体の廃会も進んでいる地域もあります。住居を構える際にも町内会はどうなのか、リサーチすることをお勧めします。

町内会は一人暮らしの方に対しての積極勧誘をしていない場合が多いです。

単身世帯向けマンションの場合は前述のアパートのようになることが多く、また町内会としても単身者向けには入らないと前提しているところもあります。
分譲型マンションの場合、購入の際に町内会への加入が必須の条件になることもあります。

両方に加入する場合もあり得ます。管理組合に入り、町内会に入らない方が多数を占めます。

マンションにおいての自治会（町内会）と管理組合

・マンション管理組合…区分所有法第３条（区分所有者の団体）など法的根拠のある組織で、区分所有者の全員を構成員とする。建物やその敷地、附帯する施設を管理するために設置し、強制加入が原則。つまり強制加入のマンション管理団体。

・自治会…存在のための法的根拠はなし。その土地に住んでいる方を中心に組織され、町内会や町会とも呼ばれる。加入することに強制力はなく、希望する方のみ参加。目的は地域住民同士の親睦や防犯、福祉、文化に関わる活動をおこなうこと。つまり任意参加の地域住民団体。

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マンション管理組合の大きな目的は、マンションの建物や共有部分（共有財産）を維持・管理することです。

マンション管理組合と自治会、両者の存在は分かりにくく「両方とも強制加入なの？」と誤解してしまいますが、法的根拠があり強制加入するのはマンション管理組合だけです。

ただ自治会に加入しておくと、地域のボランティア活動や防災訓練、お祭り、イベントへの参加を通して地元住民と交流がもて、いざと言うときに助け合えるのがメリット。

自治会への参加は任意ですが、高齢の一人暮らしの方やお子さんがいるご家庭は参加しておくのがおすすめ。

理事会役員（理事）は立候補や推薦のほか、輪番制などで選出されるのが一般的。

理事会役員になると月1回程度開催される理事会に参加し、管理会社からの報告を受けたり、マンション内の問題などについて話し合ったりすることになる。理事会の役員には理事長、副理事長、理事、会計担当理事、監事などがあり、理事のなかから理事長をはじめとする各役員を選出。それぞれの役職に沿った内容の活動をすることになるのだ。

■自治会に入るメリット
地域で行う運動会、夏祭りなどのイベントを通して、ご近所さんとの触れ合いの場に参加することができます。このような地域とのコミュニケーションは防犯対策になるだけでなく、災害時には自治会による一人暮らしのご年配の方の生存確認・炊き出し・備蓄品の配布などお互いに助け合えるシステム作りに役立っているのです。

■管理組合と自治会の違いは？
両者の最大の違いは、「自治会」は加入義務がありませんが、「管理組合」はマンションの区分所有者であれば加入が必須の団体であることです。

管理組合は、マンション自体や付属施設などの共有財産の維持管理が目的であるため、区分所有者は強制加入となります。逆に賃貸入居者は区分所有者ではないため、管理組合に加入することができません。住民同士の親睦を図り地域生活の向上を目指す自治会とは、その目的や性質が異なることを理解しておきましょう。

管理組合では、業務を円滑に進めるために役員の選出が行われます。組合員のなかから理事長や監事が選ばれ、マンションの維持管理に関する話し合いの取り仕切りなどを任せられます。多くの場合、マンション管理会社に管理業務を委託をしているため、役員の役割は、管理会社とのやり取りや理事会への参加といった作業がメインとなります。

マンションか戸建てか選ぶ際は、人付き合いで考える

マンションに住んでいて、ゴミ捨て場の管理をマンションで行っている場合は問題ありませんが、戸建に住んでいる場合は「ゴミが捨てられない可能性」が考えられます。

町内会でゴミ捨て場の管理をしている場合は、町内会に入っていないとゴミ捨て場を使えないことがあるようです。町内会費で清掃、管理されているのですから仕方ないと言えるかもしれません。

本来は町内会とゴミ捨ては別の問題のはずですが、地方ではこのような事を言われる場合があるようです。

さらに、特に地方に多いのですが「町内会には加入して当たり前」という地域も存在します。そのような地域では町内会に加入しないことによって住みづらさを感じるかもしれません。

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■マンションは近所付き合いが浅くなりがち
戸建と比べてマンションのほうが近所付き合いは希薄になりがちです。

マンションではゴミ捨て場所をマンションで管理している場合がほとんどなので、ゴミ捨て場所を使うために町内会に入る必要はありません。

そもそも、マンションでは管理組合というものがあるため、町内会が存在しないこともあるのです。もちろんマンションにも町内会が存在することもあり、管理組合と一括加入になっている場合もあります。

どちらにしても、町内会の役割を管理組合が担っていることがほとんどです。

管理組合はマンションを管理することが目的で、町内会のような「住人同士の交流」は目的ではありません。

町内会のような付き合いが少ない分、近所付き合いも戸建ほど深くないといえるでしょう。

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■近所つき合いが面倒な人はマンションにしよう
戸建の方が「近所付き合いをせざるを得ない」場合が多いでしょう。

地域によっては町内会に加入しなくては生活していけないかもしれませんし、町内会に加入するということはご近所との付き合いがはじまるということになります。

もちろんご近所付き合いのメリットは大きいですし、人生の長い期間を過ごすのであれば、良好なご近所との関係は心強いでしょう。

しかし人間関係は相性によるところが大きいので、必ずしも良好なご近所付き合いが出来るとはかぎりません。

マイホームを購入すると、ご近所との関係がこじれても簡単には引っ越しできませんし、簡単には解決できません。

「面倒な人間関係を避けたい」「ご近所付き合いはできるだけ避けたい」という人はマンションを選んだほうが良いでしょう。

マンションの自治会（町内会）入会失敗談と住む際の注意

◆築40年程の古いマンションでしたが、全部屋リノベーションが施されており、値段以上の価値を感じて購入を決めました。入居して気がついたのは、古いマンションのため住民の平均年齢が高く、自治会などの催しが多く、参加して当たり前のような雰囲気がしんどいこと。（出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=9）

◆マンションの自治会に入る必要があり、夏になるとお祭りの準備などに参加しなければいけないため、共働きだと大変です。当番制で班長もやらなければいけないので、会議に参加するのが面倒です。戸建てではないですし、もっとドライな付き合いがしたかったです。（出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=134）

◆購入した物件が築10年近く経つマンションだったので、購入価格は安かったです…が、その分、毎月の修繕費積立金や管理費の費用がたくさんかかります。しかも、数年おきに値上げしていて、今では毎月4万円近くを支払うハメとなりました。滞納している家庭もいくつかあり、マンション理事会の理事長をやらされた際には、借金の取り立てのようなことをさせられました。（出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=21）

◆世帯数24世帯の小さなマンションだったため空き室が徐々に増え始めました。決め事など実際に住んでいないオーナーさんと話し合わなくてはならないので、時間がかかります。また、班長等の持ちまわりが頻繁に回ってくるのが難点です。（出典元:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=5）

 

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■住人の年齢層とマンション規模に注意！
マンションの規模やどんな住人が多いのかによって管理組合の形も変わってきます。小規模マンションの場合、役員をする頻度は上がりますし、高齢者が多い築古マンションも同様です。また、大規模マンションでも賃貸に出されている部屋が多かったり、外国人の所有者が多い場合は、役員に指名される確率が高くなります。
一般的には、戸建てに比べると面倒な自治会行事が少ないというイメージのマンションですが、エリアによってはそうもいかないようです。周辺自治に関するお悩みは都心よりも郊外の方が多いので、エリアによる特性を考慮する必要がありそうです。

■最終手段はご近所へ聞き込み！
入居してみなければわからないのがこの分野の失敗ですが、唯一の防御策は事前に近隣住民に尋ねること。簡単なことではありませんが、この方法を最も推奨していたのが「マンション購入の失敗経験者」であったのも事実です。絶対に失敗したくないという人は、管理組合や周辺自治の状況をご近所さんに尋ねましょう。

■マンションの掲示板をチェック！
中古マンションの場合、マンションの掲示板を事前にチェックしておくことをおススメします。管理組合についての情報や周辺行事など有益な情報を得ることができますよ。様々な注意書きやトラブルが貼り出されている場合は、要注意と一般的には言われています。更にゴミ置き場や駐輪所も確認してみましょう。ゴミ置き場が荒れている、駐輪自転車に張り紙がたくさんある…というマンションは、ルールに対する感度が甘い人が多いのかな？と推測することができますね。

マンションの自治会（町内会）の様々なケース

◆分譲マンションでは管理費はかかるが、ゴミ収集場所の清掃は管理人さんが行う。騒音（駐車場遊び）トラブル当も管理会社を通じて掲示板で警告してくれる。
管理組合の当番はあるが、10年に1度程度（規模による）。

◆マンションは、管理費さえ払えば廊下の掃除もゴミ集積所の掃除も全部専門の人が行ってくれる。通常の「決まった曜日の決まった時間帯しかゴミが出せない」と違い「毎日出せる」ところも珍しくない。
隣に誰が住んでいるか知らずに住むことが出来るので、近所付き合い皆無で生活出来る。

◆分譲マンションには管理組合があり、100世帯近い場合、役員(理事)が回るのは10数年に1回。地域の町内会の加入は無し。戸建ての方が近所付き合いが面倒だった。

◆小規模マンションの場合、規模にもよるが6年に1回役員が回ってくる。
2ヶ月に一度、5～6人が集まって1時間ほどエントランスで会議をする。管理会社に上手くまとめてもらっている。

◆マンションには管理組合と自治会があり、それぞれ順番に役員が回ってくる。
自治会の時は、運動会等で町内会と付き合いがあった。
また、赤い羽根等募金集めで各部屋を回った。

◆世帯人数が少ないと、管理組合の順番がすぐに回ってきたり管理費や修繕費の負担が高い。多すぎると合意形成が難しく、大規模修繕などで揉めやすい。100～150世帯が丁度良い。
また、中古マンションを購入するのであれば『管理費や修繕費の値上がり予定の確認』『大規模修繕はされてきたか』『修繕積立金が不足していないか』『管理組合は適切に動いているか』『共有部(廊下、エレベーター、駐輪場、掲示板、ゴミ捨て場)は汚くないか』を確認すると良い。

◆管理組合があり、年に一度の総会がある。数年に一度は役員になるが、管理会社の人が立ち会うので町内会より楽。
よく言われる草刈りやごみ拾いは、管理費用を支払っているので無い。

◆法人契約している事務所ばかりのマンションなので、近所付き合い無し。
日中は静か、土日は事務所休みで静か、煩わしいことは無し。
弁護士事務所、会計事務所、その他事務所ばかりが入っているので、変な人は来ない。マンション管理の代表はその方達が担当している。

◆管理組合の役員は引っ越し3年目に回ってきたが、特に負担はなかった。マンションの世帯数によるが、次に回るのは10年後。

◆フロア毎に役員が1人決まる。フロアに6世帯あれば6年に1回役員が回ってくる。月1回1時間出席するだけで手間でも無し。管理組合が司会進行してくれる（以前は戸建てに住んでいたが大変だった。近所付き合い、町内会、お祭り。草の手入れ。訪問販売。宗教等）。

◆分譲の場合、掃除やメンテナンス業務は管理会社に委託しているが、管理組合（修繕費管理、行事、トラブル等の取りまとめ）の理事長役は1年単位で回ってきていた。

◆マンションの自治会は多少面倒で、特に大規模修繕の時などは意見の取りまとめが大変。

◆ある程度金額のかかるマンションの方が良い。生活水準が高い人しか買えないマンションは、住人がとても行儀良い。ゴミステーション、共用部分も丁寧に使う。

◆管理組合や自治会は輪番制で10年単位程で回ってくる。基本管理会社が行い、年配の男性は役員になると嬉々として動いて生き生きしている。また、体力的に厳しい場合は名前だけで、他のメンバーが行うなどしている。

◆私達夫婦は人付き合いが苦手なので、マンションで本当に良かった。

◆新築マンションは修繕積立金は安いが、10年程経過すると大規模修繕で一時金が必要なこともあり、また積立金は必ず上がっていく。

◆ゴミステーションや共用部の掃除などは外部委託している場合が多い為、戸建てのような掃除当番はなかった。

◆あまり小規模なマンションは避けたほうが無難。管理費等を少数の世帯で負担することになる。

◆政令都市のマンションだが自治会には入っていない。マンションなのでゴミも街灯も問題なし。

◆『管理組合と自治会がどのような関係にあるのか』『自治会員の加入率がどの程度か』『管理組合の活動と自治会の活動は活性化しているのか』による。

◆マンションで一班として町内会（自治会）に参加している。管理組合の役員に「町内会担当」（班長）がある。4世帯は脱会。

◆当方のマンションでは全世帯が自治会に入会していない。入居当初にマンション管理組合でこの地域の自治会に入会すべきかどうかを話し合ったが、自治会に入会しなくても特段の不都合がある訳ではないとの理由から。

◆マンションの理事長をやっているが、不動産会社がフォローしてくれるのでそれほど大変じゃない。独身で町内会の方が大変だと思う。地域によっては早朝のゴミ拾いもある。
マンションなら他にも独身女性は普通にいるだろうから気楽だと思う。

◆生涯独身なら絶対にマンション(単身者専用)が良いと思う。

◆単身ならマンション一択(ただし単身者用に限る)。

◆100世帯以上のマンションに住めば理事なんて滅多に回ってこない。
やることになっても、大きいマンションにはたいてい詳しい人がいるから去年通りにやるだけでいい。

◆マンションは理事会が回ってきても「1人だから」と楽な方を担当にしてくれた。

◆マンションの方が楽。回覧板は無し。掲示板の張り出しを確認する。粗大ゴミの見張りも、マンションは自治会とは違う日になるため管理人が見てくれる。
組合の集まりも年に一度で30分もかからない。戸数が多いので、役は滅多に回ることはない。
住んでいる間に大規模改修が行われたが、希望の色等は掲示板を見て投票。施行を決める等の重要な案件は手紙で全戸配布アンケート。役員が担当と折衝に当たってくれた。

戸建ての自治会（町内会）の様々なケース

独身男性（ひとり親あり）が分譲地を購入するケース

◆町内会の会費の使い道が「子どものため」ばかりになるかもしれない。自分に関係ないことにお金が使われる不公平さを感じる、町内会のイベントも子どものためばかりで、それに子どももいない自分が駆り出されることを面白くないと感じる、その不満を口にすれば周りも嫌な気分になる。
しかし地域から孤立すると「どういう人かわからない」というような警戒感を持たれてしまうかもしれない。
リタイア世代が多く住む新興住宅街や、同年代の人も多い古い住宅街など、自分と似た状況の人が多い場所に住むのが無難。

◆「我が家は無害な一家です」ということを知ってもらうために自治会には参加している。

◆郊外に住みたいと思うなら新興の分譲地ではなく、40～50年程前に開発・造成された分譲地で中古住宅を買うか、更地を探してそこに家を建てる方が良い。

◆分譲されて年数の経った住宅地が良いと思う。子供も少なくなっていて静か。さらに駅から近い宅地が多い。
自治会には入った方が良い。自治会であの家にはお年寄りがいると認識してもらえれば、万が一留守の時に天災地変が起こっても、自治会でお母さまを助けてくれたり、備蓄食料などを自治会員に分けてくれる。情報も自治会に入ってくる。

◆自治会に入らなくても問題ない土地もあれば（ゴミ集積所の掃除当番はある）、白い目で見られる土地もある（入会しないならゴミ集積所を使わせない）。

◆新興住宅地は避けた方が無難。昔の新興住宅地や相続などで2～3軒分に土地が分割されたところが良い。
自治会には入っているが、ゴミ捨て場の掃除が1ヵ月に1度回ってくるかどうか。あとは地域の掃除日が1年に1度あるだけ。
自治会費だけで治安は守られ、街は綺麗に保たれる。災害時の安全も確保されやすく、ご近所さんにある程度信頼してもらえる。
自分の居住地を住み易く保ちたいなら、自治体は入った方が良い。
メーカーも不動産屋さんも「昔の新興住宅地はおすすめですよ」と言っていた。

◆自治会は、私の地域は入らない家もある。高齢者だけで、もう役員ができないからと退会している。お祭りのない地域なのでお祭りの寄付はなし。あるのは赤十字や年末助け合いの寄付程度（300円以上）。ゴミ集積所の掃除は当番制。公園の掃除や道路の清掃はない。

◆郊外に行けば行くほど、地域コミュニティーの一からの構築が大変。

◆自治会は、その土地で生きていくために自治の仕事を皆でシェアするために加入するもの。ただし、病気や高齢という理由で会費だけ払って活動していない人はいる。
近所付き合いが嫌なら、やはりマンションが良い。

◆私の住んでいる所はゴミ捨て場が自治会の管理になっていて、持ち回りで掃除当番が回ってくる。

◆一戸建ての場合、ゴミ集積所の掃除などでご近所との関係が避けられない。
自分だけ掃除はしないというわけにもいかない。

40代独身女性が中古戸建てを購入するケース

◆コミュニケーション能力。これが何よりも必要になる。
その地域で厄介な人、仲良くなっておく方が良い人などを察知する能力。
勿論町内会は必須。お祭り、草刈り、子供会（子供がいなくても）、どぶさらい（用水路の清掃）、神社の清掃、等、地方により様々ある。

◆こちらの場合町内会に入らないとゴミステーション使用不可。年会費は7200円、お祭りで3000円、計1万円弱の出費。普段の町内活動を休むことは可能。班長の時は仕事を調整して参加必須。

◆自治会の活動が活発なのか否か、事前に確認した方が良い。
熱心な所は非常に熱心。ごみ当番が回ってくる頻度も確認できると良い。

◆こちらの町内会は会費だけもらえれば満足らしく、役員になっても無理して参加しなくていいというスタンスだった。ゴミカレンダーや回覧板が無く、ゴミステーションの当番だけしている。

◆町内会の活動は地域による。こちらは道路の清掃が2ヶ月に一度と、夏祭り、秋祭り、餅つき大会がある。役員が町内の見回りで危険な箇所の修繕依頼をしたり、時には役員で修繕したり、独居老人のちょっとしたお世話(ごみ捨て、庭木の大まかな伐採等)をしている。

◆町内会に入らないとゴミを捨てられない可能性がある。
地域やごみ捨て場の清掃、真夏の草むしり、廃品回収の当番（年に数回だったので、職場に融通してもらい1時間か2時間遅刻で行っていた）。
持ち回りで、役付きの年は町内会費集めから、回覧板作成、季節の集会の幹事（正月の集まり、夏のBBQ、防災訓練を始め、他の地域の町内会役員との会合など）。私の住む地域は大体は土日で済むが、役の年はほぼ休み無し。

◆町内会に入ると会費のほかに、役が回ってくる。
会費の徴収だったり、出欠確認や会議、飲み会や祭りの執行委員。葬式のお手伝い等。

農家の多い地域で自治会の退会宣言により無視されているケース

◆自治会は任意団体だが、地域行政や福祉の不足したところを補っていることも多い。
私の住む地方は雪が多いので、市の除雪が追いつかない住宅街の道は、自治会単位で除雪依頼をしている。
ゴミ捨て場の檻は自治会で購入し、場所も自治会で管理している。回覧板はないが、お知らせは自治会で発行されている。退会すればこれらを自前でやる必要があるだろう。

◆私はずっと都内在住で、自治会ではない「町内会」があり、任意の加入なので新しく越して来た人には未加入の家もある。
ゴミ収集や街灯の管理もすべて役所がやるので、町会に入らなくても特に不便はないと思う。

◆よくあるのはごみ収集、お祭りの子供の参加など。頻度は高くないが厄介なのは、天災時の避難生活。地域の避難所が小学校などではなく自治会運営の会館だったり、備蓄食料や毛布などの配布が自治会単位だったりという可能性がある。

◆私は夫婦で「こんな面倒くさい行事ばかりある町が嫌だ」と話し合い、持ち家を売却して転居した。

◆そういう地域性なのだろう。

◆「誰もやりたくないけど、全員が仕方ないからやっている」それが自治会。

◆私は東京都下の3ヶ所とパリに住んだことがあるが、どこも町内会やら自治会は無かった。近所の人とも挨拶するだけで、それ以上の付き合いはない。お祭りは市や商店街の人達が行うし、ゴミや粗大ゴミも市が管理する。

自治会費高額、イベント多忙等の理由により脱会希望のケース

◆私も初めの頃は「うざったい」と思っていた。地域の外灯も自治会費でまかなわれている事や、街の掃除もこの街で生活しているのなら当然、だから取りあえず自治会には参加が当然かなと思う。

◆葬式があると仕事を休んで3日間お手伝い。それも大変。

◆町内会費は半期で3,000円（祭りの寄付、香典、募金も込み）、消防団費0円、その他0円。

◆自治会の活動が多いという事は、それだけ近所付き合いも濃い地域なのでは。

◆私の住む所は自治会への加入率は100％だが、寄付やお見舞い、行事への参加は強制ではないので、参加しない人は一切参加しない。

◆私の地域の自治会は年で2,500円。この差は行事の多さなのか。

◆もし万が一大きな震災などが起こった時、避難生活を秩序立って行うために小さく班分けする。その際の単位が「自治会」であり、「自治会」で普段から顔見知りになっているからこそどこにどんな人が住んでいるのかが分かるのであり、被災した人を助けるためにも役に立つ。

◆今年度より7世帯まとめて町内会を脱会した。理由は長年「組長」を務めた人の後を引き受ける人がいなかったから。やめても何の問題もなく暮らしている。

◆因みにこちらは過疎県過疎地域なので自治会費が高く、家族の人数と年齢に応じて費用が違う。

◆私の実家関西の、古くからある某市に昔から住む友人から聞いたのだが、そこは伝統的によそ者には排他的なところで、戦前から住んでいた人と、戦後から住んだ人と、最近住んだ人とで、自治会費が大きく違う。最近組の人たちの自治会費の方がかなり高いそうだ。

◆こちらの行事は夏祭りだけ。班長なども古い人達だけで構成されていて、新しい私達のところまでは順番はまわってこないよう。ゴミはゴミステーションがなく、各自自宅の前に出すようになっている。

一人暮らしの戸建て住まいで自治会（町内会）の入会は必要か

◆戸建ての家に住んでも単身者なら断ってもいいと思う。祭りなどの寄付を集めに来たときだけ対応すれば良いだろう。
私の住んでいる地域では、マンションに住んでいる人は世帯を持っている人でも誰も入っていない状況。単身者で入っている人もいない。
私は町内会に入っているが、毎年のように回ってくる役員は正直、苦痛。

◆独身の時に中古の一軒家を購入。もちろん町内会には入った。でも、独身なので町内会のイベントには参加したことがない。
町会費と最低限のイベント（掃除など）だけやれば普通は大丈夫。
結婚したのちは班長やら夏祭りやら様々な仕事が増えた。

◆町内会に入るメリットは、適度なコミュニケーションをとることで怪しまれないこと。
独身で戸建てに一人暮らしをしていると、近所にはお年寄り世帯が多いことなどから怪しく思われる可能性が非常に高い。一切気にしない人は入らなくても良い。
災害に遭い避難所暮らし。絶対にないとは言い切れない。その時、近所と接点がないと不安。
回覧板がずっと止まったまま戻ってこないので、どうしたのかと班長さんが区を回ったところ、一人暮らしの方が家で倒れていたところを発見したという出来事があった。

◆こちらの町内会では独身者は役職免除。班長も飛ばして回っている。

◆私も一人で暮らしているが、地域の掃除や当番は参加している。この地区で暮らすものとして当然だと思うから。ただ夏祭りや運動会は、役員以外は参加しなくてもいい。

◆私の町内会でも、運動会や夏祭り、スポーツ大会などがある。
しかし参加は自由。班長になった時だけ班内の人達に参加不参加を聞いて回っただけ。

◆町内会は大変。公園の草むしりから道路やゴミステーションの清掃、その他色々。また、暇なおばさん達のウワサ話の格好のネタになる。それが嫌でマンションを購入した。

◆現在、町内会の班長をしている。非常に面倒。
会費の集金にまわったり、回覧板やら市報を配ったり、赤い羽根募金を集めたり。
町内会費は少しは町内の役に立っているのだろうが、半分以上は懇親会と言う名の老人の生き甲斐旅行への募金になっている。勿体ない出費。

◆戸建てでは組長とか絶対に回ってくる。公園のゴミ拾いの仕切りや、町内会の祭りも運営しなければならなかった。

◆独身で家を買って自治会に入らない人は、言い悪いじゃなく恰好の噂の的になる。

◆私の家の前の家が独身女性で1人で住んでいるが、最初の頃は噂話がすごかった。何時ぐらいに家を出て帰ってきているだとか、ゴミ出しについての文句だとかいろいろ見られていて、奇異の目にさらされていた。

◆回覧板や近所の挨拶など面倒が多い。雑草の手入れをすることが多い。訪問販売も結構来るようで諦めた。

◆戸建なら近所付き合いは必須。ゴミ捨て場の当番があるし、どぶさらいもやっている。

◆戸建てでも子供がなく町内会にも入らなければ近所付き合いは皆無。最初の引っ越しの挨拶以来、15年間会話したことがない。

◆戸建ての場合自治会や町内会で道路の清掃がある。役員が高齢なのでその人達より若いと「そろそろ若い人に役員をやって貰わないと」と言われる。仕事をしている場合、清掃日や役員会などの日が仕事と重なり、欠席すると変な目で見られ煩わしく面倒。

私の実家の体験談（マンション）

私が小学生のころ、両親が新築でマンションを購入した。確か50戸程だった。
購入の時点で、マンション全体で1つの自治会に入ることになっていた。費用は月200円くらいだったという。
自治会といえばよく話に出るゴミ捨て場の清掃の話だが、掃除はマンションの管理人が行っているので無かった。

管理組合の役員は輪番制だったと思う。

記憶にあるのはマンション内で行われた夏祭りだが、自治会（役員？）参加者の決まった人達(祭り好きらしい)が立候補していたため、担当を決める際に煩わしいことはなかったという。
向かいにある別のマンションは巨大で（100戸は軽く超えると思われる）、その為か夏祭り等のイベントはなかった模様。

管理組合の役員の集まりは定期的に行われていたと思われる（休日に父が参加していた）。

管理組合の役員は働ける年代の人が、自治会活動は時間に余裕のあるお年寄り達が引き受けていたという（そもそも働ける年代の人は自治会までこなす時間がない）。
自治会の内容は不明ということだった（関わっていないから）。

考察（マンション派）

高齢になってからマンションを購入するとなると、身の保全のために自治会（町内会）へ入会するのが良いのかもしれない。
独身一人暮らしであるという事実を怪しまれず、無害な人間であるという証明を自治会に入ることによって得るのだ。

年を取れば体が脆くなる。いつ誰の助けが必要になるか分からない。万が一災害が起きた時のことを考えると猶更だ。
生涯独身である身からすれば、誰の助けもいらないし自分のことは自分でやるというスタンスで生きている。しかし高齢でもなおそれが通用するかどうかは分からない。正直言って不安はある。
煩わしい人間関係を断ちたいのは山々だが、戸建てよりも希薄なマンションならば多少は問題ないはずだ。耐えられる範囲だろうと思う。

引っ越す土地を選ぶ際に気を付けたいこと

様々な口コミを見るに、自治会（町内会）活動は地域によって大幅に違うようだ。これは意外だったしここまで違うのかと驚いた。
引っ越す際は自治会（町内会）があまり熱心でない（活発でない、積極的でない）地域を調べることが重要だと考える。私は直接その地域の方に聞く勇気がないので、不動産屋や管理会社を通して聞いたり、ネットでその土地の自治会の入会率を調べたりしようと思う。

出来れば郊外より都心を選びたいところだ（濃密なコミュニケーションを回避するため）。また、引っ越し先近辺に公園があると、祭り準備に駆り出される可能性があるので避けた方が無難かもしれない。
独身者は役職免除という地域もあるので、そこは密かに期待したい。

マンションでは役員が回ってくる頻度を考えて、100～150世帯程のところを選んだ方が良いと思われる。

また、直接自治会（町内会）とは関係ないが、マンションを選ぶ際に、

〇管理費や修繕費の値上がり予定の確認
〇過去に大規模修繕はされてきたか
〇修繕積立金が不足していないか
〇管理組合は適切に動いているか

を確認した方が良いだろう。

築年数が古いほど修繕費が上がっていき、さらに大規模修繕をする可能性も高まるので、購入する際は管理会社に要確認する。