今回からは再来機を使用する。再来機に診察カードを挿すと、担当の先生や予約日時・予約時間が書かれた画面が表示され、ボタンを押すとそれらが印字された番号札が出てくる。
番号札と診察カードを手に精神科の受付へいき、提出する。すると前回同様に赤ファイルに両方挟まれた状態で手渡され、そのまま番号が飛ばれるまで待つこととなる。
10：00～10：30の予約で、既に一人が診察室に入っており、もう一人は椅子に座っている。
早く到着した為か、さほど待たずに呼ばれたと思う。
入室し先生に赤ファイルを渡した後、堰を切ったように話を始める。
◆伝えたこと1
前回新しく処方された薬を飲み、代わりに就寝前の薬の2種のうち1種を止めてから1週間。就寝後、am5:00過ぎに目が覚めそれ以降全く眠気がなく、2度寝できない状態になった。飲み始めてからその状態が3日続いた。
そこで1週間経過した段階で新しい薬を止め、就寝前の薬の1種を再開してみると、am6:30まで眠れた。しかしそれ以降も眠気があり、結局1時間刻みの睡眠を繰り返し昼まで寝ていた。
次の日はam5:20に目が覚め多少の眠気はあるものの、逆に二度寝は出来なかった。
入眠は良いものの、am2:00やam3:00に何度か目が覚める。am5:00に目が覚め、二度寝も昼寝も出来ない。
天気のせいなのか、雨の日は昼から夜まで間を空けながらずっと眠りっ放しだった。
次の日は晴れていたが、気付くと16:00から19:00まで眠っていた。
◆伝えたこと2
一週間ほど前の夜、ふとスマホを見るとLINEの通知が10件以上入っていた。
確認すると、会社のグループLINEで発端は上司からだった。内容を簡潔に言えば『クレーム（我々現場の責任ではない）があったので全員強制で土日出勤しろ』というものだった。
この文面を見た瞬間背筋がゾワッとし、気持ち悪くなり動悸が止まらなくなった。
落ち着きがなくなり、思わず母に電話をし事のあらましをぶちまけた。誰かに話を聞いてもらわなければどうにかなりそうな心情だったからだ。
◆伝えたこと3
2ヵ月に一度通っているサロンから帰宅する途中、電車内で手足がソワソワし始めた。座っていても落ち着かない。子供のように足をバタバタしたい衝動に駆られる。じっとしていられない感覚。我慢できる範囲だったのでひたすら耐えた。この症状は過去にもなく初めてのことだった。
上記の内容を一度に話し切った後、先生とのやり取りが始まる。
まず、会社のLINEグループ通知はOFFにすることになった。
どの患者さんにもそうしてもらっているという。確かに治療中にメンタルによろしくないものを除外するのは当然のことである。
それから、2週間分の睡眠表を渡された。日付と時間帯とマス目が書かれている。眠れた時間帯のマスを黒く塗りつぶしていくというものだ。大体で良いという。
薬は以前から飲んでいた薬に加え、不安時に飲む頓服が追加された。1日1回でもいいし、場合によっては2回飲んでも良い。
最後に、傷病手当金の書類を書いてもらった。少し時間を要するので待合室で待つことに。
診察室を出た後、受付に書類が挟まれた赤ファイルを提出し、椅子に座りしばし待つ。
受付横の扉から先生が出てきて、傷病手当金の書類を受付に手渡しているのが見えた。
受付に呼ばれ、追加で傷病手当金の書類の挟まれた赤ファイルを手渡され、会計側の受付へ戻る。
会計の前に、別所で自立支援の申請のために必要な診断書発行の申し込み用紙を記入する。といっても名前と生年月日、電話番号を書くだけである。
これと診察カードを専用の窓口へ提出し、しばらく待つ。
診断書発行は3週間後になるという。以降であればいつ取りに来ても良いとのこと。
申込書類はコピーされ、コピーされた分が診断書引換券代わりになるという。
発行代は前払いで5,500円。会計でまとめて支払う。
全ての書類が入った赤ファイルを専用受付に提出し、番号札を貰う。呼ばれるまで多少時間を要した。
順番が来たので受付へ行く。傷病手当金の書類が封筒に入った状態で渡された。そして会計機で代金を支払う。
この時診察カードを挿入するのだが、何故かエラーになりカードが吐き出された。
もう一度挿入すると読み込まれたのだが、念のためと母が診察カードを交換することを提案。新規受付まで行き事情を説明しカードを手渡す。新たなカードを作成してもらった（まだ2回しか使用していないのに）。財布の中のカード類の磁気が悪さをしていたのかもしれない。
会計を済ませようやく薬局へ来たのだが、処方箋の書き間違い(普段飲んでいる薬1種の20gが10gに減っていた)の疑いで先生に確認のために待たされることに。診察の合間に確認し連絡が来るということで、大体15分程度待つと言っていたが、結局40分待たされた。
この時も手足がムズムズし落ち着きがなくなってきた。人が少なかったので思わず足を動かす。
40分後ようやく確認が取れ、先生の書き間違いだったことが分かった。既に薬は処方箋通りの量で処方されていたので、20gになるよう10gを1回2錠飲むことになった。
次回は2週間後。
自立支援診断書作成代：5,500円
薬代：5種 2,750円（3割負担額）
