30代が始める歯列矯正経過記録【38】

前回は行かなかった。
予約を入れていたにもかかわらず、日時を勘違いしていたことに数日後気が付いた。これで2回目だ。うつ病になってから、メモをしていても予定を忘れるようになった(メモを見返さない、メモしたこと自体を忘れる)。
前回のようにすぐに連絡し、再度予約を入れてもらえばよかったのだが、2回目ともなると気が引ける。そしてなにより面倒くさい。どうでもいいという気になっていた。
次回の予約は前々回の診察のときに既に取ってあるので、このまま次回まで待つことにした。


2ヵ月ぶりの矯正歯科。

口の中を見てもらうと、前回行かなかった間に下顎のワイヤーが右にずれていたらしい。正しい位置に調整していただいた後、先生にも歯全体の経過を見てもらう。

そこで、装置を取り外しリテーナーを取り付けるという話になった。話し中軽い冗談を挟みつつ、詳しくはスタッフの方から説明があるということで診察台を起こされ、再度マスクを着用した。
説明があるときは普段は専用ルームに通されるのだが、本日は先客がいるということで、今回は診察台に座ったまま聞くことになった。

2枚の書類を手渡され、リテーナーについて説明を受ける。

■リテーナーの料金
税込66,000円。破損や紛失した場合の作り直しは10,000円。

■リテーナーを装着する期間
食事と歯磨き以外は常に着用する。最低2年はつけることになる(他の歯科では半年らしいが、先生が半年では歯が動く心配があるということで長くとって2年としているようだ)。
ただ、定期的な診察の際に様子を見て着脱の期間を変えることがあるという。

■リテーナーの見た目
上顎は裏面が入れ歯のような感じで、表面は太いワイヤー1本のタイプと、ワイヤー部分が透明な帯状のタイプの2種類ある。透明タイプは審美性が良い。ワイヤータイプは普段紅茶やコーヒーを飲む人向けで、透明タイプでは目立ってしまう飲料による着色を防げる(裏面の入れ歯のような部分には着色するが、見えない部分なので問題ない)。

↑頂いた書類より。リテーナー。

↑頂いた書類より。ワイヤータイプ。

私は毎日カフェラテ等を飲むので、迷わずワイヤータイプを選択した。
支払いについては、次回にリテーナー作成用の歯型を取る時に支払う。
次々回は装置の取り外しとリテーナーの取り付けで時間がかかるため、次回の予約は普段混み合う土曜日ではなく、時間が取れて空いている平日の朝一番に入ることになった。